Windows 10をVAIO Zにインストールして、最低限の開発環境を構築する手順

Windows 10をVAIO Z(VJZ13A1)にクリーンインストールした。今のところはWindows 10に満足している。

方針

  • OneGetを使ってみる
  • MSYS2を使ってみる

Windows 10のインストールまで

  1. diskpartを使う手順でインストールUSBメディアを作成して、普通にインストール
  2. Windows Update(USB LANアダプタを使っていたので、普通にインストールした時点でネットワークを認識していた)
  3. 公式サポートで配布しているWindows 10移行ツールを使って、ドライバーをインストール
  4. 一部ドライバーが不足するので、オリジナルドライバーの一部を導入
    • VFEP Driver
    • SSD Setting
    • LCD Setting
    • VAIO Shared Library
    • VAIO Power Management

ドライバー入手の時点で面倒だとかそういうのは一切なく、本当にすんなりインストールできる。今までのVAIOと比較したら隔世の感がある。

Windows 10の設定

好みの問題で、以下の設定を行った。

  • タスクバーを右クリック→プロパティ→ナビゲーション→「左下隅を右クリックするか(中略)PowerShellに置き換える」をON
  • 設定→パーソナル設定→スタート→「全画面表示のスタート画面を使う」をON

PowerShellの設定

PowerShellを起動して、ポリシーを変更する。

Set-ExecutionPolicy RemoteSigned

OneGet(Chocolatey)の設定

Windows 10から、OneGetが標準搭載されて便利になった。OneGetでは、Chocolateyリポジトリを参照することが可能なので設定する。

PowerShellで、以下のコマンドを実行する。Find-Packageでfirefoxを指定しているが、別になんでもいい。途中でChocolateyのモジュールを登録するか否かをか聞かれるので、y(es)と打っておく。

Get-PackageProvider chocolatey
Find-Package -Provider chocolatey firefox

OneGet(Chocolatey)でパッケージのインストール

有名どころのパッケージであれば、Chocolateyでのインストールでも問題はないので、使えるところには積極的に利用する。

とはいえ、私がOneGet(Chocolatey)でインストールしたパッケージは以下のみ。

Install-Package firefox
Install-Package google-chrome-x64
Install-Package keepass
Install-Package jdk8

MSYS2

最近はMSYS2だとpacmanが使えて便利とのことなので、インストールしてみた。

インストールは、MSYS2 installerに書いてある通りで良い。pacmanのコマンドオプションは、pacman - ArchWikiあたりを見とけばよい。

デフォルトでPATHには/usr/local/binが通してあるのだけど、なぜか/usr/localが存在してないので、作っておく。

mkdir /usr/local

追加パッケージ

gccやらのビルドに必要な最低限のパッケージを入れる。

pacman -S base-devel
pacman -S msys2-devel

Gitをインストールする。依存パッケージとしてopensslやらsshやらvimやらが入るので便利。

pacman -S git

Cmder

minttyよりCmderの方が好きなので、CmderからMSYS2を扱えるようにする。Cmderの設定画面で以下のように入力する。

  • Startup → Commandline : "C:\msys64\usr\bin\bash.exe" --login -i

あと、フォントは好みだとは思うけど、あずきフォントにした。

その他

Office, Visual Studio, IntelliJ IDEA等をインストールしているが省略。