Hadoop座談会に参加した。ヤバイと思った。

会社から交通費が支給されたので、Hadoopを中心とした分散環境での開発方法論・モデリング・設計手法等についての座談会 : ATNDに参加した。
スピーカーの方々が話していた事の6-7割ぐらいしか理解できなかった。私のような大規模分散技術を始めたばかりの人間にはまだまだ覚えないといけないことが沢山ある。

以下、懇親会も含めての気になったところ。

  • MapReduceを使った設計手法・ドキュメンテーションはまだまだ手探り状態。
  • Dryad、Pregelなどグラフデータモデルの導入が有効?
  • SOAの粒度分析の技法がMapReduceに活かせる?
  • 「MapReduceが必要な大規模データって存在するの?」『今まではシステムの制約で保存できてこなかっただけ』
  • 自分が思っていたよりも国内でもHadoop、HBase、Cassandraの導入・検証が進んでいて、Enterpriseなシステムでも採用され始めている。そういう人たちが来ている勉強会とはいえ、名古屋と東京でこんなに雰囲気が違うとは思ってなかった。

なんというか、座談会に参加して勉強になったことはあったんだけど、それよりも強烈な焦燥感を感じた。
東京では大規模分散技術の検証がかなり進んでいるし、携わっている人間が多すぎ。しかもリアルで会って情報交換してる。
一方、名古屋では本格的に検証してるのなんて弊社ぐらいしか知らないし、他にあったとしても片手で余裕で収まるはず。地域比較で明らかなレベル差がある。
ううむ。。。