VAIO Xのチューニング

VAIO Xを出荷状態にリカバリーしセットアップした。VAIO XはCPUがAtomなのでチューンしてあげないと、とてもじゃないけど重くてストレスが溜まる・・・。逆に言えばチューンさえしてあげれば、それなりに快適になる良いマシン。

Aeroの有効化

Aeroを有効にすると重くなると思われがちだが、重いのは視覚効果(半透明化)なので、そいつだけOFFにしてしまえばAeroの恩恵を受けられる。

  1. デスクトップを右クリック > 『個人設定』
  2. 任意の『Aeroテーマ』を選択
  3. 『ウィンドウの色』を開く
  4. 『透明感を有効にする』をOFF

パフォーマンスオプション

無駄な視覚効果は体感的な「もっさり」に繋がるので、Windows 7らしさが無くならない程度にOFFにする。

  1. 『コンピューター』を右クリック > 『プロパティ』
  2. 『システムの詳細設定』を開く
  3. 『パフォーマンス』の『設定』ボタンをクリック
  4. 『視覚効果』の下記以外は全てOFFにする
    • Aero プレビューを有効にする
    • アイコンの代わりに縮小版を表示する
    • ウィンドウとボタンに視覚スタイルを使用する
    • スクリーン フォントの縁を滑らかにする
    • デスクトップ コンポジションを有効にする
    • デスクトップアイコン名に影を付ける
    • ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する(これはOFFでもいいかも)
    • 半透明の [選択] ツールを表示する

Windows機能の有効化または無効化

VAIO Xではよっぽど使わないものは無効化。Windows Searchはfenrirとか使うので無効化した。

  1. 『コントロールパネル』 > 『プログラムと機能』を開く
  2. 『Windows の機能の有効化または無効化』を開く
  3. 以下をOFFにする
    • RDC (Remote Diffential Compression)
    • Tablet PC コンポーネント
    • Windows Search
    • Windows ガジェット プラットフォーム
    • XPS サービス
    • ゲーム
    • メディア機能 > Windows DVD メーカー
    • メディア機能 > Windows Media Center
    • 印刷とドキュメントサービス > Windows FAX とスキャン

不要アプリのアンインストール

大半のバンドルアプリをアンインストール。Location Search(PlaceEngine)は多少迷ったが、ほとんど使うことは無いと判断した。

  1. 下記以外をアンインストール

Macafee体験版はサポートサイトから専用のアンインストールツールをダウンロードしてきて使うこと。

必要なアプリのインストール

  1. 下記をインストール
    • 任意のアンチウィルスソフト(うちではWindows Security Essentialsを利用)
    • Sonyのサポートサイトで配布されているアップデータ
    • JDK最新版(別にJREでもよいが好み)
    • GMA500ドライバ最新版(Intelのサイトからダウンロード)
    • Skype最新版(これは好み)
    • Chrome(これは好み)

通知領域の履歴を削除

Macafeeあたりをアンインストールをすると通知領域にゴミが残ってるのでそれを削除。

  1. [ミ田]+R > regedit
  2. HKEY_CLASSES_ROOT\Local Settings\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\TrayNotify
  3. IconStreams、PastIconStreamを削除
  4. タスクマネージャからexplorer.exeを再起動
    1. explorer.exeをkill
    2. 『ファイル』 > 『新しいタスクの実行』 > explorer.exe

SSD向け設定

SSDでは無効になるべきものが有効になってしまっているのでOFFにする。

デフラグスケジュールの無効化
  1. 『Cドライブ』を右クリック > 『プロパティ』を開く
  2. 『ツール』 > 『最適化』の『最適化する』をクリック
  3. 『スケジュールの構成』をクリック
  4. 『スケジュールにしたがって実行する』をOFFにする
SuperFetch/Prefetchの無効化
  1. [ミ田]+R > regedit
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Control\Session Manager\Memory Management\PrefetchParameters を開く
  3. EnablePretcherの値を0にする
  4. EnableSuperfetchの値を0にする

細かなレジストリチューニング

どれだけ効果が出るか微妙だけど、一応設定。

  1. [ミ田]+R > regedit
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem を開く
  3. MS-DOS 8.3形式ファイル名の自動生成を止める
    • NtfsDisable8dot3NameCreationを1にする
  4. ファイルアクセス日時の更新を無効化
    • NtfsDisableLastAccessUpdateを1にする(デフォルトでOFFになってる?)
  5. Paged Pool Memoryの制限値を増やす(効果があるか不明)
    • NtfsMemoryUsageを2にする

不要サービスの停止

かなりガッツリ無効化してるので、利用環境によって絶対に調整が必要。あくまで私はこれでも動いてますよ、という話。

  1. 下記のサービスの起動を無効に。
    • BitLocker Drive Encryption Service
    • Computer Browser
    • Diagnostic Policy Service
    • Diagnostic Service Host
    • Diagnostic System Host
    • Distributed Link Tracking Client
    • Function Discovery Provider Host
    • Function Discovery Resource Publication
    • HomeGroup Listener
    • HomeGroup Provider
    • IP Helper
    • Link-Layer Topology Discovery Mapper
    • Microsoft iSCSI Initiator Service
    • Net.Tcp Port Sharing Service
    • Netlogon
    • Parental Controls
    • Peer Name Resolution Protocol
    • Peer Networking Grouping
    • Peer Networking Identity Manager
    • PnP-X IP Bus Enumerator
    • PNRP Machine Name Publication Service
    • Problem Reports and Solutions Control Panel Support
    • Remote Desktop Configuration
    • Remote Desktop Services
    • Remote Registry
    • Server
    • Shell Hardware Detection
    • Smart Card
    • Smart Card Removal Policy
    • SNMP Trap
    • SSDP Discovery
    • Superfetch
    • Tablet PC Input Service
    • TCP/IP NetBIOS Helper(ファイル共有したいときには起動させること)
    • TPM Base Services
    • UPnP Device Host
    • Windows Error Reporting Service
    • Windows Event Collector
    • Windows Image Acquisition
    • Windows Media Player Network Sharing Service
    • Windows Remote Management (WS-Management)
    • WWAN AutoConfig
    • WinHTTP Web Proxy Auto-Discovery Service
    • WMI Performance Adapter
  2. 下記のサービスを起動を手動に。
    • Print Spooler
    • WebClient