VAIO Xのチューニング
VAIO Xを出荷状態にリカバリーしセットアップした。VAIO XはCPUがAtomなのでチューンしてあげないと、とてもじゃないけど重くてストレスが溜まる・・・。逆に言えばチューンさえしてあげれば、それなりに快適になる良いマシン。
Aeroの有効化
Aeroを有効にすると重くなると思われがちだが、重いのは視覚効果(半透明化)なので、そいつだけOFFにしてしまえばAeroの恩恵を受けられる。
- デスクトップを右クリック > 『個人設定』
- 任意の『Aeroテーマ』を選択
- 『ウィンドウの色』を開く
- 『透明感を有効にする』をOFF
パフォーマンスオプション
無駄な視覚効果は体感的な「もっさり」に繋がるので、Windows 7らしさが無くならない程度にOFFにする。
- 『コンピューター』を右クリック > 『プロパティ』
- 『システムの詳細設定』を開く
- 『パフォーマンス』の『設定』ボタンをクリック
- 『視覚効果』の下記以外は全てOFFにする
- Aero プレビューを有効にする
- アイコンの代わりに縮小版を表示する
- ウィンドウとボタンに視覚スタイルを使用する
- スクリーン フォントの縁を滑らかにする
- デスクトップ コンポジションを有効にする
- デスクトップアイコン名に影を付ける
- ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する(これはOFFでもいいかも)
- 半透明の [選択] ツールを表示する
Windows機能の有効化または無効化
不要アプリのアンインストール
大半のバンドルアプリをアンインストール。Location Search(PlaceEngine)は多少迷ったが、ほとんど使うことは無いと判断した。
- 下記以外をアンインストール
Macafee体験版はサポートサイトから専用のアンインストールツールをダウンロードしてきて使うこと。
必要なアプリのインストール
通知領域の履歴を削除
Macafeeあたりをアンインストールをすると通知領域にゴミが残ってるのでそれを削除。
- [ミ田]+R > regedit
- HKEY_CLASSES_ROOT\Local Settings\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\TrayNotify
- IconStreams、PastIconStreamを削除
- タスクマネージャからexplorer.exeを再起動
- explorer.exeをkill
- 『ファイル』 > 『新しいタスクの実行』 > explorer.exe
SSD向け設定
SSDでは無効になるべきものが有効になってしまっているのでOFFにする。
デフラグスケジュールの無効化
- 『Cドライブ』を右クリック > 『プロパティ』を開く
- 『ツール』 > 『最適化』の『最適化する』をクリック
- 『スケジュールの構成』をクリック
- 『スケジュールにしたがって実行する』をOFFにする
SuperFetch/Prefetchの無効化
- [ミ田]+R > regedit
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Control\Session Manager\Memory Management\PrefetchParameters を開く
- EnablePretcherの値を0にする
- EnableSuperfetchの値を0にする
細かなレジストリチューニング
どれだけ効果が出るか微妙だけど、一応設定。
- [ミ田]+R > regedit
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem を開く
- MS-DOS 8.3形式ファイル名の自動生成を止める
- NtfsDisable8dot3NameCreationを1にする
- ファイルアクセス日時の更新を無効化
- NtfsDisableLastAccessUpdateを1にする(デフォルトでOFFになってる?)
- Paged Pool Memoryの制限値を増やす(効果があるか不明)
- NtfsMemoryUsageを2にする
不要サービスの停止
かなりガッツリ無効化してるので、利用環境によって絶対に調整が必要。あくまで私はこれでも動いてますよ、という話。
- 下記のサービスの起動を無効に。
- BitLocker Drive Encryption Service
- Computer Browser
- Diagnostic Policy Service
- Diagnostic Service Host
- Diagnostic System Host
- Distributed Link Tracking Client
- Function Discovery Provider Host
- Function Discovery Resource Publication
- HomeGroup Listener
- HomeGroup Provider
- IP Helper
- Link-Layer Topology Discovery Mapper
- Microsoft iSCSI Initiator Service
- Net.Tcp Port Sharing Service
- Netlogon
- Parental Controls
- Peer Name Resolution Protocol
- Peer Networking Grouping
- Peer Networking Identity Manager
- PnP-X IP Bus Enumerator
- PNRP Machine Name Publication Service
- Problem Reports and Solutions Control Panel Support
- Remote Desktop Configuration
- Remote Desktop Services
- Remote Registry
- Server
- Shell Hardware Detection
- Smart Card
- Smart Card Removal Policy
- SNMP Trap
- SSDP Discovery
- Superfetch
- Tablet PC Input Service
- TCP/IP NetBIOS Helper(ファイル共有したいときには起動させること)
- TPM Base Services
- UPnP Device Host
- Windows Error Reporting Service
- Windows Event Collector
- Windows Image Acquisition
- Windows Media Player Network Sharing Service
- Windows Remote Management (WS-Management)
- WWAN AutoConfig
- WinHTTP Web Proxy Auto-Discovery Service
- WMI Performance Adapter
- 下記のサービスを起動を手動に。
- Print Spooler
- WebClient