ASUS TUF Gaming A15を買って、すぐにRAM32GB/SSD1TBに換装した

ASUS TUF Gaming A15(FA506IU)を買いました。この記事を書いている時点ではこの機種が在庫切れのようで、次のAamzonリンクは1つ下位の機種(GTX 1660 Ti ではなく GTX 1650 Ti、他は同じ)です。

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ASUS ゲーミングノートパソコン TUF Gaming A15 FA506II (Ryzen 7 4800H / GTX 1650 Ti / 16GB・SSD 512GB / 15.6インチ / FHD(1920 × 1080), 144HZ) / フォートレス・グレイ / MIL規格準拠)【日本正規代理店品】【あんしん保証】FA506II-R7G1650T

TUF Gaming A15は、Ryzen 4800H搭載で2.2kg程の15インチゲーミングラップトップです。同じようなカテゴリーでは、同じASUSのROG ZEPHYRUS G14がRyzen 4900HS搭載で1.7kg程ということで、大きなインパクトがあり有名です。

では、なぜわざわざASUS TUF Gaming A15の方を購入したかというと、これにつきます。

機種選定にあたっての利用想定は、

  • ゲームではなく開発で使用
    • Haxeがメインだが、Scala, Java, .NET(C#, F#), Goあたりも触る
    • JavaScript開発が多いが、OSSにPRを投げる他、ゲームクライアント開発のお手伝いがあったりで、それなりに大きなプロジェクトも日常的にビルドする
  • RAM16GBでは人権が守れない
    • エディタやらIDEやらWebブラウザやらチャットクライアントやらローカル開発サーバーやらを立ち上げるだけでカツカツ
    • 更にHadoopやらSparkやらNiFiやらのクラスタ検証でローカルでコンテナを立ち上げまくるような作業もある
  • 自転車移動で持ち運んで使うことがありうるので、現実的な重量のラップトップ

という感じです。

CPUパワーが欲しいので、今のご時世ではRyzenしか考えられません。というか、Ryzen機のコストパフォーマンスが良すぎます。Core機より5万円ぐらいのレンジで平気で安いの、一体どうなってるんだ。

現行世代のRyzen 4000でRAM16GB超となると、選択肢がかなり限られてきます。冒頭でも書いたROG ZEPHYRUS G14もかなり本気で検討したのですが、RAMが24GBシングルチャンネル(オンボード8GB+換装可能スロット1)にしかアップグレードできないROG ZEPHYRUS G14はしんどいなあと判断して見送りました。

TUF Gaming A15はRAMスロットが2本あり、スペック上は64GBまで増設可能となっています。YouTubeでもRAMアップグレード動画が十分に数があり、かなり簡単なことは確認できたので、完全にこれが決定打です。

本体2.2kg+ACアダプター450g程度と、最近の15インチのラップトップでは若干重い(ゲーミングとして考えると軽い)のですが、ここ数年の自分の稼働状況とCOVID-19の状況から、持ち出し頻度はかなり少ないだろうと判断し、重量は優先度を下げました。

最初から自前で換装して使う想定なので、RAMとSSDも合わせて買いました。Amazonのリンクを張ってますが、実際にはarkで勝っています。

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Crucial CT2K16G4DFD832A 32 GBキット(16 GB x 2)(DDR4、3200 MT/秒、PC4-25600、CL22、デュアルランクx 8、SODIMM、260ピン)メモリ、グリーン

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ウエスタンデジタル WesternDigital SSD WD Blue SN550シリーズ NVMe M.2 2280 1.0TB WDS100T2B0C

WD Blue SN550は、発熱が低めで、なによりコスパが良いという理由で選んでます。連続書き込みでキャッシュアウトした際にシーケンシャルリードが500MB/s弱しか出なくなるので、あまり性能が良くないという言い方のレビューも見てはいるんですが、ぶっちゃけシーケンシャルリードが500MB/sでも3000MB/sでも、日常の利用シーンでの違いは体感できないので、問題なしという判断です。高解像度の動画なんかを操作する人達には当然違うんでしょうが、自分はそうではないということで。

換装の手順は、この動画を見てもらうのが分かりやすいです。当然ですが、換装する前にはリカバリーメディアを作っておきましょう。これは換装後でも大丈夫ですが、MyASUSアプリから製品登録をしておくと無難です。

www.youtube.com

動画ではわかりづらい点を強いて上げると、

  • ネジは普通のプラス精密ドライバーがあればOKだが、いわゆる「こじ開けツール」が必要
  • 底面パネルのネジがいくつか長さが違うものか混ざっているので、ネジを締めなおす際に間違えないようする
  • SSDを換装した際は、BIOSでSecure Bootを無効化しないとエラーが出る(Secure Bootを無効化しろいうエラーなので、わかると思いますが)

といったぐらいです。

私は、元々取り付けられていたSSDを外して換装しました。NVMeスロットが2本あるので換装前のSSDをセカンドスロットに刺しなおしてもよかったんですが、いざとなったときは刺しなおせば工場出荷状態に戻せます。

換装が終わったら、普通にWindows 10をインストールするだけです。私はVisual Studioサブスクリプションを持ってるので、Windows 10 2004 Enterpriseをインストールしました。

ドライバー類はWindows Updateから全て自動で入りましたが、Windows Updateでは入らないASUSのUtility類もサポートサイトから全てダウンロードできます。

ASUS TUF Gaming A15 | ASUS TUF Gaming | ノートパソコン | ASUS日本

次をインストールすればOKです。

  • ASUS System Control Interface V2
  • DTS Ultra LPAP Component Driver
  • ROG Live Service Package
  • Refreshrate Service
  • ARMOURY CRATE Service
  • Armoury Crate UWP
    • 排熱(ファン)のモードとか、キーボードのゲーミングっぽいイルミネーションの設定
  • DTS:X Ultra UWP
  • GameVisual UWP
    • 液晶パネル設定だが、Armoury Crate UWPに統合されているので不要
  • MyASUS UWP
    • サポート関連の他、バッテリー充電設定がここにある

これで換装は完了です。

  • Ryzen 4800H
  • DDR4-3200 16GBx2
  • SSD NVMe 1TB
  • GTX 1660Ti

キャンペーン価格や自前アップグレードパーツ代を込みで、トータル157,980円(税込)でした。Ryzen安すぎる…。