XPS15 9560を買った
VAIO Z(2015)を使ってきたが、低電圧版CPUのパワーとメモリ16GBでは開発が厳しくなってきたので、XPS15 9560を買った。
買ったのは国内モデルのプラチナ(下位モデル:SSD 256GB, MEM 8GB)だが、
- Core i7 7700HQ以上のCPUで重量・筐体がまともそうな選択肢がこれしかなかった
- 似たようなスペックでさらに安いFRONTER NZシリーズと悩んだが… ノートPC/NZシリーズ(HM175) - BTOパソコン通販のFRONTIER
- SSDとメモリーは換装する前提
- 15インチFull HD
- 上位モデルだと4Kだが、このディスプレイサイズだと確実に持て余す
- どうせメインユースでは外部ディスプレイに接続する
- タッチパネルはあれば便利だが、開発端末にはなくてもいい
- 上位モデルよりバッテリーセルが小さいが、その分は軽い
- Let'snoteも持ってるので、モバイル性を気にする場合はそちらを使う
- そもそもバッテリー容量を気にするユースケース・機種ではない
- VAIO Zのデジタイザ、年に数回しか使わなかった…
- Surface 3とかで十分
といった選定基準でこれにした。
XPS15 9560のクーポン
旧モデルの9550だった頃を含めて3-4か月はクーポンの監視していたが、XPS15の場合では8,000円/15,000円引きクーポンはカス、15%引きはまずまず、それ以上はたまにしか来ないという感じになっている。
ちなみに自分は期末/年初期の17%引きクーポンが来るのを狙って買ったので、約3万円引きの15万弱で購入している。次の高レートクーポンはおそらく夏のボーナス期に出てくると思われる。
換装したSSDとメモリ
Samsung SM961 512GB
同じSamsungの960 ProやPM961の上位と悩んだが、SM961でも実用上は十分爆速で、MTBFの差ぐらいになるので、価格と相談してSM961で十分と判断した。約3万円。
ちなみに、SamsungのSSDの現行モデルについては、 Samsung V-NAND採用NVMe M.2フォームファクタSSDにリテール版 「SSD 960 PRO」と「SSD 960 EVO」が登場 | Ark Tech and Market News Vol.3001037 を参考にした。
PC4-21300 16GB * 2
XPS15 9560標準のメモリモジュールはPC4-19200が搭載されているが、仕様上はPC4-21300まで対応していることがわかったので、これを買った。3万円強。
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コンポーネントの換装
分解の仕方は、この動画を見るのが手っ取り早い。
- コンポーネントの換装を行う前に、USBリカバリメディアを作成する
- 筐体を分解するために、通常のプラス精密ドライバーのほか、星形ドライバー(T-5)が必要になる
- 爪がかみ合っているが結構弱いので、ツールはなくても分解できる。黒いヒンジ側に指がかかるので、動画の通りこちらから引っぺがせば簡単に底面パネルが外せる
ちなみに底面パネルを外すとこんな感じになっていた。画像がぼけているが、中央部にメモリスロット、その左側にM.2スロットがある。
左下には2.5インチ用のマウンタがあり、ここにもドライブを増設できる。ここは97Whrバッテリーセルの場合は埋まっている。
また、左上にはネットワークカードスロットがあり、これも換装可能となっている。
SSDの認識
BIOSでストレージのモードをRAIDからAHCIにしないとSM961は認識してくれなかった。引っかかったのはこれぐらい。
Windows 10 1703(Creators Update)のインストール
ISOイメージをダウンロードしてきて、RufusでUSBブータブルメディアを作成した。パーティション構成をGPTにしないとブート時に認識してくれなかった。
OSをインストールするとWiFiまでは認識してくれたので、あとはWindows Updateから自動でドライバを適用した。 ただ、これではSM961用のNVMe Driverドライバーが不足するので、これだけは自分でインストールした。
Tools & Software | Download | Samsung Memory & Storage
まとめ
分解するため、保障がアレになるが、22万円弱でこんな感じのスペックになった。わーい。
SM961はシステムドライブとして使ってるので、すこしベンチマークが悪くなっているが、それでも爆速には変わりはない。