FLOSS桜山 第12回勉強会へ行ってきた
そんなわけで今月も行ってきたのでレポートを。ヤマモトさんのプレゼンのまとめはちゃんと見直してないので、日本語がおかしいところあるかも。
テスト駆動開発のエッセンス(名古屋アジャイル勉強会 ヤマモトさん)
デブサミ2008で平鍋さんが言っていたリーン開発の本を読んで、「テストは在庫、在庫は無駄、だから後回しにしない」ってのが頭に残ってるので、非常に興味深い内容でした。
テスト駆動開発とは?
- テスト駆動のコンセプト
- 開発を予測可能にする
- コードからノウハウ
- ソフトウェアユーザの生活を向上
- チームメンバー同士の信頼を築く
- 開発を心地よく
自動テスト
テストフレームワーク考
- シンプルなもので十分
- MinUnitはたった3行
自動テストセットが満たすべき性質
- 簡単実行
- 自己検証
- 繰り返し可能
- 日付とかが変わってもちゃんと繰り返しつかえるやつ
- 独立性
- DBとか依存しちゃってるのをなくす
いまどきのアプリケーションフレームワークに求められるもの
TDDのテストってテストではない?
テスト駆動が合わない開発
- 探索的な開発とは合わない
- 割り切って後から書く
- 後からプログラムをテスト駆動で書き直す
- 制約を課することで洞察を得るのが手法としての目的
- アジャイル・リーン開発
Squirrel Mailと予約プラグイン(NPUG 沢田さん)
Squirrel Mail(GPLなWebメールソフト)の簡単な紹介と、沢田さん作の予約プラグインの紹介とデモでした。
勉強会/第12回勉強会 - PukiWiki でプレゼン資料が公開されてますが、実際のプレゼンではかなり省略されてました。
Javaで自作 O/R Mapper(富永さん)
タイトルとしては富永さんが作っているO/R Mapper YADao(Yet Another DAO、やだお)の話がメインのはず…でしたが、時間の関係で本題は持ち越しに。
タイプセーフenumとか、アノテーションとかリフレクションとか、Java 1.5 から実装された機能の説明がほとんどでした。
その後の懇親会や別の機会でYADaoのソースを見せていただいたり、設計思想の話なんかをしていただきました。
- アノテーションとダイナミックプロキシを駆使
- まだ本当に基本的な事しかできないけど、ソースコードは2kステップぐらい
- クライアントプログラムは本当にアノテーション・インタフェースの定義ぐらいでOK
- Ruby on Rails の ActiveRecord 的…?
- 今後、外部SQL(SELECT文)は書けるようにしないの?業務系システムなんかに近寄るとキモいSQL書けないと…