改正出会い系サイト規制法について
出会い系サイトを介した児童買春などの事件が後を絶たない状況を受け、警察庁の研究会は17日、サイト事業者の届け出の義務付けや、利用者の年齢確認方法の強化などの提言をまとめた。
テクノロジー :日本経済新聞
SNSやらユーザ検索ができるようなシステムだと広い意味で出会い系に分類されたりしないよなぁ。
第二条 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
警察庁:あぶない!出会い系サイト:出会い系サイト規制法の解説
二 インターネット異性紹介事業 異性交際(面識のない異性との交際をいう。以下同じ。)を希望する者(以下「異性交際希望者」という。)の求めに応じ、その異性交際に関する情報をインターネットを利用して公衆が閲覧することができる状態に置いてこれに伝達し、かつ、当該情報の伝達を受けた異性交際希望者が電子メールその他の電気通信(電気通信事業法 (昭和五十九年法律第八十六号)第二条第一号に規定する電気通信をいう。以下同じ。)を利用して当該情報に係る異性交際希望者と相互に連絡することができるようにする役務を提供する事業をいう。
これを流し見た感じではSNSやらは大丈夫そうなんだけど…。
提言8
「出会い系サイト等に係る児童の犯罪被害防止の在り方について」に対する意見の募集について
出会い系サイトではないが、当該サイトの利用に起因した児童の犯罪被害が相当程度発生しているサイトの運営者は、自主規制として、ネット上で出会った異性との交際の危険性についてサイト上で注意喚起すること等を行うことが適当である。
ユーザ登録が必要なシステムで届け出やらが必要になって、サービス開始までが煩雑なったり、運用費が高コストになってくるとベンチャーが気軽にサービスを立ち上げられなくなっちゃうなぁ。
とりあえず今言えることは、Web関係の人はこの法律が拡大解釈されないように、ちゃんと様子をみてかないといけないのかも。