デブサミ2008レポート - リッチクライアント最前線
Flash/AIR、Curl、WPF/Silverlightのそれぞれの言い分を聞く会だったか…?
セッションで話されていた内容から少しずれてしまうかもしれないけど、ワタシ個人のまとめとして。
RIAの目指すもの
- RIAは大きく「業務アプリ」と「エクスペリエンスアプリ(コンシューマ向け)」に分けられる
- 「業務アプリ」という面でのRIA
- 入力生産性の向上
- 2000年前後のクラサバ→Webアプリ移行の際に、ブラウザで表現できなかった部分の埋め合わせ。
- ようするにVB6で実現していた事をブラウザでやりたい
- 資産配布コストの軽減
- 「オフラインモード」のサポート
- ネットに繋がっていないと使えないというのでは…。
- 作業を止めさせない
- ex)営業が出先でデータ入力して、ネットに繋いだ段階でサーバへデータ反映/同期
- 「エクスペリエンスアプリ」という面でのRIA
- 集客効果・販売促進の向上
- 動画とか再生できちゃったり
- 画面がうねうねうごいたり
- 今までになかったUIを実現したい
- 使っていて「なんか気持ち良い」
- どっちのRIAでも共通する事
- 見た目のかっこよさの向上
各社がRIA技術が狙っている事
Adobe
- RIAの目的は「目的を実現する為の手段」
- Flashはエクスペリエンス寄り
- Airは業務アプリでも使えるよ(どっちでもOK)
- Web系技術でデスクトップアプリ作れるよ!
Microsoft
- RIAの目的は「ユーザエクスペリエンス」
- SilverlightでFlash対抗。
- WPFは引き続きデスクトップアプリ向け(≒業務アプリ向け)
個人的な感想
WPFってVisual Studioとは別にExpression Brend必要なんだよな…。会場では「デザインとロジックの分離が…」って感じで明確には触れられてなかったけど。
なんか業務アプリって面では、MSはあぐらかいてるようにしか見えなかったな…。